ペットを守る「ワクチンプログラム」

「ワクチンプログラム」とは、効果的な免疫力を得るために計画的なワクチン接種を行う事です。

 

ワクチン接種で予防できる病気の中には、感染すると命にかかわる病気も少なくありません。ワクチン接種で体内に抵抗力ができれば、万が一感染したとしても発症しないか、軽症ですむ可能性が高まります。

 

新しい家族を迎えたら、愛情を注いで信頼関係を築くとともに、成長に合わせた

「ワクチンプログラム」を考えてあげて下さい。

 

混合ワクチンの接種時期 と 種類

伝染性肝炎、パルボ腸炎、ジステンパーウィルス感染症など致死率の高い感染症を同時に複数予防出来るワクチンです。

 

産まれて間もない子犬や子猫の場合、母親からの免疫が無くなる頃に接種を開始します。

第1回目の接種は生後50日~60日を目安に、生後3ヶ月までの間に2~3回接種します。

その後は1年に1回接種が必要です。

 

 

犬のワクチン

◎6種混合ワクチン

・ジステンパーウイルス感染症

・アデノウイルスⅠ型感染症(犬伝染性肝炎)

・アデノウイルスⅡ型感染症(犬伝染性喉頭気管炎)

・パラインフルエンザウイルス感染症

・パルボウイルス感染症

・コロナウイルス感染症

 

◎8種混合ワクチン

上記の6種混合ワクチンに、レプトスピラ感染症の2種類(コペンハーゲニー・カニコーラ型)を加えたものです。

 

 

猫のワクチン

◎3種混合ワクチン

・猫ウイルス性鼻気管炎

・猫カリシウイルス感染症

・猫汎白血球減少症

 

◎5種混合ワクチン

上記の3種混合ワクチンに猫白血病ウイルス感染症、猫クラミジア感染症を加えたものです。

 

5種混合ワクチンは、猫白血病に感染していない子が対象になります。
そのため、ワクチン接種前に感染の有無を調べる血液検査が必要となります。

 

◎FIV(猫エイズ)ワクチン

・猫免疫不全ウイルス感染症

 

FIVワクチンは、猫エイズに感染していない子が対象になります。
そのため、ワクチン接種前に感染の有無を調べる血液検査が必要となります。

 

狂犬病予防接種

狂犬病予防法により、生後90日を経過した犬は

登録と年1回のワクチン接種が義務付けられています。

 

当院では狂犬病予防接種をいつでも行うことが出来ますので、お気軽にご相談下さい。 

予防接種終了時点で証明書を発行致します。 

 

フィラリア症の予防

心臓に寄生するフィラリアの成虫
心臓に寄生するフィラリアの成虫

 

 

この病気は蚊が媒介し感染します。長さ30cmほどの虫が心臓内部に寄生するようになります。この寄生虫は犬、猫、フェレット、人にも感染します。

 

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猫の膀胱疾患について

小野獣医科医院

〒270-0114

千葉県流山市東初石

  4-141-36

 

TEL 04-7155-1851

URL www.onojuwy.com

 

 

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